Workout Diary

自分の読んだ本の感想や日々のワークアウト主にトレーニング、食事について書いていこうと思ってます♪ このブログの記事読んだ読書家さんたちをフィットネス業界に引き摺り込めるよう日々更新頑張ります!

薬丸岳さんの「逃走」を読んだ感想

こんばんは。

お疲れ様です。

今日は薬丸岳さんの「逃走」を読みましたので感想を投稿していきます。

この本を読んで一番刺さったことは、「どんなに相手が離れていこうとしても、手を離さなければ、繋がっていることができる」これですね。

この小説は、ひかり荘という施設で育った兄妹の話です。

お互い支えあって生きてきた兄妹でしたが、ある日兄が殺人を犯してしまいます。

兄は指名手配されるもある目的から、警察から逃げ続けます。

兄自身や妹と兄の親友の目線から真相に近づいていき、その兄弟の家族の謎が解明されていき、わかってしまう真実がなかなか虚しい。。。

でも、すべてを知ってしまったあとでも妹は、兄を見捨てず、手放さずこれからは自分が守ると誓います。


もう取り戻すことができないものでも、どんな形であれ絆はあるのだと思わされました。

一度関わってしまえばどんな人間であれ、つながりができてしまうということなんでしょうか。

まあそうとも取れますね。でも、自分は過去は乗り越えるものであると思っています。

なぜなら過去に執着するのは、現在がうまくいっていないからです。

現在がうまくいっていれば、どんな壮絶な過去を持っていようとあの時耐えたから、あの経験があったから今があるのだと思えると思います。

そう、過去の解釈は、自分自身で変えられるはず。

それをどう考えるかはあなたの現在なんです。

せめて過去に「ありがとう」と感謝を言えればいいですね。

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和泉。